ピーナッツの種類と生産

アメリカでは、7つの州が国内のピーナッツ総生産量のおよそ99%を占めています。全種類のピーナッツの大半を生産しているジョージア州が生産量の41%を占め、テキサス州(24%)、アラバマ州(10%)、ノースカロライナ州(9%)、フロリダ州(6%)、バージニア州(5%)、オクラホマ州(5%)がその後に続きます。主要な生産地域には、およそ2万5,000戸のピーナッツ生産農家が存在します。 アメリカのピーナッツ生産地域は、大西洋とメキシコ湾の港湾施設に直結しています。

アメリカで栽培されるピーナッツは基本の4種類に分けられます:ランナー種、バージニア種、スパニッシュ種、バレンシア種。それぞれのピーナッツには、サイズと味に特徴があります。

ピーナッツの種類

ランナー種(Runner)

ランナー種はピーナッツ生産量の目覚しい増加に貢献した新品種、フロランナー種の1970年代初めの導入により、アメリカで栽培される主要なピーナッツの品種となりました。ランナーは、その粒のサイズ幅が魅力となって、急速に幅広い支持を得るようになりました。ランナー種は、主にピーナッツバターに使用されています。ランナー種が栽培されている州は主に、ジョージア州、アラバマ州、フロリダ州、テキサス州、オクラホマ州で、アメリカにおけるピーナッツ総生産量の80%を占めます。

バージニア種(Virginia)

バージニア種は一番粒の大きなピーナッツで、ローストされ殻つきで食されるピーナッツのほとんどはこの種です。殻をむいたもので大きめの粒のバージニア種は、ソルト・ピーナッツとして販売されています。バージニア種の栽培地は、主にバージニア州南東部、ノースカロライナ州北東部、そしてテキサス州西部です。バージニア種のピーナッツは、米国のピーナッツ総生産量のおよそ15%を占めています。

スパニッシュ種(Spanish)

スパニッシュ種のピーナッツは粒が小ぶりで、赤みがかった茶色の渋皮で粒が覆われています。主な用途はピーナッツキャンディーですが、ソルト・ピーナッツ、そしてピーナッツバターの生産にも多く使用されています。スパニッシュ種は他種のピーナッツよりも油分の含有量が高いため、オイルを搾取するためにつぶすのに向いています。主な栽培地はオクラホマ州とテキサス州です。スパニッシュ種のピーナッツは、アメリカのピーナッツ総生産量の4%を占めています。

バレンシア種(Valencia)

バレンシア種は通常、1つの殻に3つ以上の小さな実が含まれています。非常に甘みのあるピーナッツで、通常はローストされ殻つきのままで販売されています。新鮮さを生かして茹でて食べるピーナッツとして最適な種です。他品種のピーナッツの需要の方が高いため、バレンシア種がアメリカのピーナッツ総生産量に占める割合は1%にもなりません。主な栽培地域はニューメキシコ州です。