ピーナッツの輸出市場

世界のピーナッツの年間総生産量はおよそ2,900万MTで、アメリカは中国、インドに次ぐ、世界第3位のピーナッツの生産国です。世界規模でのピーナッツの輸出量はおよそ125万MTです。アメリカは世界の主要なピーナッツの輸出国の1つで、平均年間輸出量は20万~25万MTになります。アルゼンチンと中国も主要な輸出国で、一方、インド、ベトナム、アフリカの数カ国を含む生産国も、その時の栽培されたピーナッツの品質と世界市場における需要状況によっては、定期的に世界市場に参入しています。

アメリカからのピーナッツの輸出のうち、80%以上がカナダ、メキシコ、ヨーロッパ、日本へ出荷されています。ヨーロッパ内での主要な輸出先市場は、オランダ、イギリス、ドイツ、そしてスペインです。

ピーナッツは変動の激しいスナック市場において、増え続ける商品群(ポテトチップス、成型スナック、ナッツ、焼き菓子)との競争に常にさらされていますが、北アメリカとヨーロッパにおけるピーナッツへの需要は、安定しています。加えて、品質規格、食品の安全性への懸念、輸入要件に対応するために、改善されたモニタリングおよび品質管理基準の導入が、生産国には常に求められています。消費者からの要求に応えて、アメリカのピーナッツの生産者、殻むき業者(shellers)、加工業者は、最高品質水準を達成するために、生産の各段階において監督・検査手順を導入しています。